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ケニアの旅 8日目 [ケニアの旅]

8日目 5 / 11 (土)最後の日。

2:00 バンコクに着く。
今回は、空港ロビーに出られる。
いしだ壱成がいるかも知れないと、行きの飛行機の会話を思いだし、いしだ壱成搜しを始める。
ケニアから禁酒国のパキスタンに向かう飛行機の中で、すでに三浦の体はビールを要求していた。
飛行機も、パキスタン航空なのでお酒は置いてない。
空港のロビーの喫茶店で三浦はビールを、坂口はジュースをオーダーする。
坂口が、$20札しかないのでまとめて払おうとレジにお金を渡したら、210バーツがお釣りとして戻ってきた。
こんなお金は使えない。
ちょっと、悲しくなった。
記念に三浦に100バーツ札を1枚プレゼントする。
ロビーには、持ち帰り自由の新聞があったので、ぐるぐる文字とはまたちょっと違ったタイ文字のクルクル文字の新聞をもらう。
その隣に、バンコク週報というバンコクの日本人向けの新聞があったのでそれももらう。
新聞収集家になってきた。
いしだ壱成は、やはりいなかったので、あきらめて飛行機に戻る。

3:00 バンコク出発。
バンコクからは、日本人の客も増えてきた。
この便はカラチからずっと混んでいて、バンコクでも人が入れ替わるだけで混み具合は変わらない。
行きの飛行機はがらがらだったので、夜中はみんな好きな席に移動して、座席3つ分ずつ足を伸ばして寝られたが、今回はそう言うわけにはいかない。ちょっと窮屈だ。
新婚さんは今ごろになって、「彼女(妻)がちょっと、タバコがダメだから」と禁煙席の空きを狙う。
三浦と坂口が隣でスパスパしていたせいだ。
そんなんだったら、初めから禁煙席にすればいいのに。

機内食がまた出る。
写真を撮る。
そして寝る。

三浦は旅行用のまくらを、坂口は不ニ家のペコちゃんクッションを持参している。
こういう窮屈な場所で寝るにはとても役立つ。
時計を1時間進める。

7:00 マニラ着。
ロビーに出る。
坂口が急に「あたしもビール、飲みたいな」と言いだす。
珍しいので三浦もつきあって2人でプラスチックのコップに入ったビールを購入し、機内に戻る。

8:00 マニラ発。
機内はもう、東京に行く人しかいない。
ジャパユキさんと日本人のダンナのカップルが目立つ。
テレビでよく観るような、気の短いカップルが多い。

機内放送も、やっと日本語を使うようになった。
もう、シュークレアは聞こえない。

機内食が出る。
写真に撮る。
最後に残していたコーヒーのカップをとりに来なかったことをいい理由に坂口はその紙コップをバッグに入れる。
寝る。
そして、最後の時計合わせ。
1時間進める。

13 : 00成田到着。
入国手続きをし税関を通るとき、「課税の対象にになるものは、ありませんか?」と聞かれた。
「ハイ、ないです。」
「預かってきたものは?」
「は?」
「誰かから、預かってきたものは?」
「は?どういうことですか?」
「誰かに、渡して欲しいと言われて何か預かってきたものはありませんか?」
あー、そういうことならはじめからそう言ってくれないとわかりません。
「ないです。」
あー疲れた。
早く帰って風呂に入りたい。
プンプンと体臭が匂う。
とりあえず、成田工クスプレスのチケットを買いに行き、1時間後のチケットを購入。
誰か新宿まで車で迎えに来てくれる人はいないかと当たってみるが、そんなに急に電話しても都合のいい人などいない。
到着ロビーに戻ってコーヒーでも飲もう。

と、そのとき、館内放送が聞こえた。
「パキスタン航空でこ到着の、サカグチ様、ミウラ様、いらっしゃいましたら、到着ロビー、A到着口までおいでください」私たちの名前だ。
きっと、仕切りやのおやじが最後のシメの言葉でも言いたいのだろう。
もう、 さっさと帰らせてくれ・ ・ ・とボヤきながら歩いていると、 名札をつけたお兄さんが話しかけてきた。
「あの、坂口様と三浦様ですか?」空港のお兄さんだ。

カートに乗せている、 大きな三浦のDUBAI DUTY FREEのバッグでわかったのだろう。
「実は、 ご一緒のツアーに参加された男性の方のお荷物がひとつ、 東京に届かなかったのですが、お客様のお荷物は大丈夫でしたでしようか?」
「はい。私たち、全部持ち込みましたから、預けてないんで。」
「ええ〜?これ、3っともですか?」
かなり、驚いたようだ。
「男の人って、ちょっと若めの、25才、埼玉出身って人ですか?」
「まだ、お名前伺ってないんですけど、多分その方です。」
なるちゃん、ケニアを発つときからぐったりとしてて。
そうそう、ナルちゃんの荷物ってあの仕切りおやじが預けてたんだよな。
他人に任せて紛失なんて、泣きっ面に蜂、とはまさにこういうことだ。
「あ、ところで、パキスタン航空のかたですか?わたし、カラチにカメラ忘れてきちゃったんですけど。」
坂口が、思い出したように話す。
お兄ちゃんはバッグのことで頭がいっぱいなのでとりあえす、5分後にここに戻ってきて話を聞いてくれるそうだ。
パキスタン航空は、カバンが出てこないとか、トラブルが多いと噂になってる会社なのであのお兄ちゃんは、いつもそんなクレームばかりで大変なんだろう。
「きっと、あのお兄ちゃんもホントはJALに入りたかったのに、入社試験で落ちて仕方なくパキスタン航空に入ったんだろうね。」
と2人は勝手な想像をしている。
ツアー参加者がみんな集まって来た。(ナルちゃんを除く)
大変ですねえ。としか言いようがない。
新婚さんのスーツケースは無事に着いたらしい。
仕切りおやじがいいところに現れてくれたので、坂口はカラチの市内観光のガイドの名前を訊いた。
マンズールさんと言う名前だった。
名刺の裏に、
"5/10、カラチのMID WAYホテルにいた日本語ガイド(マンズールさん)の車にペンタックスのカメラを忘れてきました。"
と書いて、戻ってきた“本当はJALに入りたかったお兄ちゃん”に渡した。

“本当はJALに入りたかったお兄ちゃん”は、
「わかりました。殆ど出てこないと思いますけど一応、連絡してみます。」
と、パキスタン航空に何の責任もない坂口のワガママなお願いを引き受けてくれた。
パキスタン航空は大変かも知れないけど、 私たちはパキスタン航空で旅行に行けてすごく良かったと思っている。
ということを "本当はJALに入りたかったお兄ちゃん" に伝えて勇気づけたかったが、 何も言わないで別れてしまった。
名前さえ聞くのも忘れていた。

15:15 そして、成田工クスプレスは新宿に向かうのだ。
旅の終わりに、 今までの出来事をメモしておこう。
そして、 坂口が後でまとめてワープロで打って、レポートにしてみんなにお土産として渡そう。
あんなことがあった。
こんなこともあった。
そうそう、 アレも忘れちゃいけない。
そう言いながら、 ゲラケラ笑う狂った2人。
向いに座ってるおじさんが迷惑がっている。
そうだ、 ケニアやパキスタンからハガキを書いた人たちに
「もう2〜3年は帰りません」などと、 ウソのハガキを送ってしまったから、
みんなにちゃんと東京に戻ってきましたというハガキを出そう。
そして、 2人は新宿から山手線に乗り、 渋谷駅で別れた。
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